自 然
地理風水は、古代中国の人々が自然と共に生きていたころ、実際に体験してきたことを体系化した学問です。 古代中国の人々は、場所により草木の生育や作物のできに変化があることに気がつきました。
また、よく観察すると、大地の気が弱いところは草木の生育も悪く作物もできないけれど、大地の気が溢れる場所では、草木が気持ちよく生い茂り、森の幸が豊富に採れることがわかりました。
そして、その中には、他の場所より良質で豊富に作物が採れる場所があることを発見したのです。
ひ と
人も同じく、体調を崩していた人がある場所に移り住んでみたところ、日に日に体調が良くなり、仕事も順調となり、 富や子宝にも恵まれ、子孫が繁栄し、幸せな一生を過ごしました。こうして、人々はたとえ近くの場所に住んでも、その場その場でまったく違う結果が出ることを不思議に思い、 見えない土地のエネルギーを肌で感じたのです。
そこで、そのような地を探し出す技術を持つ人(風水師)が現れました。
大地
土地は生きています。呼吸(いき)しており、人と同じく性格もあります。住居によい土地、会社によい土地、店舗によい土地、教室に良い土地など、 人と同じくそれぞれに個性があるのです。地理風水の世界を知ると、きっと身の回りの景色が違って見えてくるでしょう。
大自然の息吹を感じることができれば、誰もが大自然の摂理である
道(タオ)に気づくことができるのではないでしょうか。